サロンボードのメッセージ配信の使い方は?再来店を促す送り方

サロンボードのメッセージ一斉配信のやり方を、配信画面の場所から送信までの手順で解説します。再来店につながる配信の内容やタイミングのコツも添えて、実際にサロンボードを毎日操作している立場からまとめました。一人ずつ送る個別配信も、条件を決めてまとめて送る一斉配信もでき、「そろそろ次のご来店はいかがですか」という一声を、手間をかけずに届けられます。
ただし、送れば送るほど効くわけではありません。頻度や内容を間違えると、かえって「しつこいお店」と受け取られてしまいます。この記事では、複数のサロン様のホットペッパービューティー運用を代行している私たちが、メッセージ配信の入口から送信までの手順と、再来店につながる送り方(いつ・何を・どのくらいの頻度で送るか)を、順を追って整理します。集客全体の設計は「ホットペッパー集客 完全ガイド」にまとめているので、あわせてご覧ください。
サロンボードのメッセージ配信とは?何ができる機能?
サロンボードのメッセージ配信は、管理画面の「メッセージ管理」から、来店履歴のあるお客様へメッセージを送れる機能です。ざっくり分けると、送り方は次の3つがあります。
- 個別配信——特定のお客様おひとりに向けて送る。お礼やフォローなど、ピンポイントの連絡向き
- 一斉配信——条件を決めて、当てはまるお客様にまとめて送る。「しばらく来ていない方へ」といった呼びかけ向き
- 自動配信——来店後◯日、誕生月などの条件で、あらかじめ決めた内容を自動で送る。設定しておけば手をかけずに続く
いずれも、お客様の予約管理システム上の情報をもとに送るので、メールアドレスを別で集める必要はありません。お店の名前とお客様のお名前が入った形で届くため、事務的な一斉メールよりも「自分宛て」に感じてもらいやすいのが特徴です。再来店を促す施策として、まず押さえておきたい基本機能です。
メッセージ配信はどうやって送る?——入口から送信までの手順
配信は、大きく「対象を選ぶ→内容をつくる→日時を決めて送る」という流れです。一斉配信を例に、画面の順番に沿って手順を整理します(実際のボタン名や項目は、ご利用のプランや画面更新で変わることがあるため、最終的には実際の画面でご確認ください)。
- サロンボードにログインし、「メッセージ管理」を開く——メニューからメッセージ配信の画面に入ります
- 配信方法を選ぶ——一斉配信なら「メッセージを入力する」、個別配信ならお客様を選んで「入力する」から始める形になります
- 送る対象(お客様)を絞り込む——「最終来店日」などの条件で、送りたい層だけを選びます。来店予定が入っているお客様を対象から外す設定もできます
- メッセージの本文を作成する——お客様のお名前が自動で入る差し込みなどを使いながら、伝えたい内容を入力します
- クーポンを添える(任意)——再来店の後押しに、内容に合ったクーポンを付けられます
- 配信日時を決める——「即時配信」か、日時を指定した「予約配信」を選びます。予約できる時間帯には決まりがあるため(後述)、送りたい時刻が枠内かを確認します
- 確認画面で内容と対象人数を見て、送信(予約)する——誰に・何人へ・いつ送るのかを最後に見直してから確定します
サロンボードのヘルプ上は、この流れがSTEP形式(対象の選定→本文→クーポン→日時→確認)で案内されています。手順7の「対象人数の最終確認」は特に大事なポイントです。一斉配信は一度送ると取り消せない前提で、送信前に人数と条件を必ず見直す習慣をつけると事故を防げます。
なお、予約配信で指定できるのは、本日を含むおおむね7日間・時間帯は10時〜20時の範囲とされています(2026年7月時点)。深夜の思いつきで即時配信するより、お客様が見やすい時間に予約しておくほうが読まれやすくなります。
一斉配信・個別配信・自動配信はどう使い分ける?
3つの送り方は、目的で使い分けると迷いません。ざっくりの目安を表にまとめます。
| 送り方 | 向いている場面 | ひとことポイント |
|---|---|---|
| 個別配信 | 特定のお客様へのお礼・フォロー | 手間はかかるが、いちばん気持ちが伝わる |
| 一斉配信 | 「しばらく来ていない方」への呼びかけ・キャンペーン告知 | 対象の絞り込みがすべて。全員に送らない |
| 自動配信 | 来店後フォロー・誕生月など、毎回決まった連絡 | 一度設定すれば手が空く。内容は定期的に見直す |
とくに再来店を狙うなら、一斉配信の「絞り込み」と、自動配信の「来店後フォロー」が主役になります。たとえば「前回来店から2〜3か月たった方」に絞って一斉配信すれば、来店周期が空きかけたお客様にちょうど声をかけられます。自動配信で「来店の数週間後にお礼+次回のご案内」を仕込んでおけば、忘れたころに自然な一声が届きます。全員に同じ頻度で送るのではなく、状況に合った人に、合ったタイミングで届けるのがコツです。
はじめての方は、まず自動配信で「来店後のお礼+次回案内」を1本だけ設定するところから始めるのがおすすめです。一斉配信は対象の選び方しだいで届く人数が大きく変わるぶん、慣れないうちは送りすぎや対象ミスが起きやすいからです。自動配信でお店の「型」ができてきたら、季節の切り替わりやキャンペーンに合わせて一斉配信を足していく——この順番なら、無理なく配信を運用に組み込めます。
再来店を促すには、いつ・何を送ればいい?
送る「中身」と「タイミング」の考え方を、場面ごとに整理します。共通するのは、売り込みより先に「気にかけている」を伝えることです。
| タイミング | 送る内容の例 | ねらい |
|---|---|---|
| 来店の数日〜1週間後 | ご来店のお礼+自宅ケアの一言 | 「ちゃんと見てくれている」印象を残す |
| 前回来店から2〜3か月後 | 「そろそろメンテナンス時期です」+予約の一声 | 来店周期が空く前に思い出してもらう |
| 誕生月・記念日 | お祝いメッセージ+特別クーポン | 特別扱いされている実感でリピートを後押し |
| 新メニュー・季節の変わり目 | 季節に合った提案(乾燥ケア・イメチェンなど) | 来店のきっかけをこちらから提示する |
もう一段くわしく考えるなら、初めてのお客様と常連のお客様で、送る言葉を変えるとさらに効きます。初回の方には「またお会いできたら嬉しいです」という気軽さを、何度も来てくださる方には「いつもありがとうございます」という馴染みの温度を乗せる。同じ配信でも、相手との関係に合わせて一言のニュアンスを変えるだけで、受け取ったときの印象は大きく変わります。一斉配信で細かく出し分けるのが難しいときは、「初回の方向け」「常連の方向け」で対象を分けて2本送るのも一つの手です。
内容づくりでは、お名前の差し込みを使いつつ、前回の施術に軽く触れられると一気に「自分宛て」感が出ます。ただし個別の来店内容を細かく書きすぎると、一斉配信では不自然になることもあるので、一斉配信は「誰に届いても違和感のない範囲」で温度を持たせるのが安全です。クーポンは毎回付けると「値引きがないと来ない関係」になりがちなので、要所に絞るのがおすすめです。
送りすぎでうっとうしがられないためには?
メッセージ配信でいちばんやりがちな失敗が、送りすぎです。届いた瞬間に「またこのお店か」と思われると、次から開いてもらえなくなり、最悪の場合は配信を止められてしまいます。次の3点を守るだけで、印象はぐっと良くなります。
- 頻度は月1〜2回を上限の目安にする——毎週のように届くと、内容が良くても「多い」と感じられます。用がないのに送らない勇気も大切です
- 同じ人に重ねて送らない——一斉配信と自動配信の対象が重なると、同じお客様に短期間で何通も届くことがあります。配信条件が重複していないか、送る前に確認します
- 来店直後・来店予定のある人には送りすぎない——もうすぐ来る予定の方に「そろそろいかがですか」が届くと、ちぐはぐな印象になります。対象の絞り込みで、来店予定者を外す設定を活用します
要は、「自分がお客だったら、この頻度・この内容で嬉しいか」を基準にすることです。配信は、送った数ではなく、読んで「また行こう」と思ってもらえた数で効果を測るもの。数を追わず、一通の質とタイミングを大事にするほうが、結果的に再来店につながります。口コミやリピートを増やす他の打ち手は「口コミを増やす方法」「指名・リピートにつながるブログ」の記事でも触れているので、配信とあわせて設計すると効果が高まります。
まとめ
サロンボードのメッセージ配信は、「メッセージ管理」から、個別・一斉・自動の3通りでお客様に連絡を届けられる機能です。送る手順自体は、対象を絞り込み、内容をつくり、日時を決めて確認して送る、というシンプルな流れです。大事なのは操作よりも設計で、前回来店からの経過や誕生月など「その人に合ったタイミング」で、月1〜2回を上限に、気にかける一声を届ける——これが再来店につながる送り方の芯になります。
とはいえ、対象の絞り込みや文面づくり、頻度の管理まで毎回こなすのは、営業しながらだと負担が大きい作業です。この配信も含めて運用ごと手放したい方は、下のご案内もご覧ください。
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参考
2026年7月時点の画面・実運用にもとづきます。画面は変更されることがあります。