LINEで無料順位チェック

美容室のリピート・指名につながるブログの書き方——「また来たい」を作る発信

6分で読めます 公開日: 2026年7月25日
美容室のリピート・指名につながるブログの書き方——「また来たい」を作る発信

美容室のリピートや指名は、ブログの書き方しだいで増やせます。担当者の人柄や得意を伝えて、またこの人にと思ってもらう記事の作り方を、実際にサロンのブログを毎日書いている立場から具体例つきで解説します。一度来てくれたお客様に「また来たい」「次もこの人にお願いしたい」と思ってもらう役割です。

新規集客のためのブログと、リピート・指名につなげるブログは、同じ道具を使っていても書く中身が違います。前者が「うちのお店を知らない人に向けた説明」なら、後者は「一度会った人との関係を続けるための発信」です。この記事では、複数のサロン様のホットペッパービューティー運用を代行している私たちが、リピートと指名につながるブログの書き方を、新規向けの書き方(別記事「ホットペッパー ブログの書き方 完全版」)との違いを軸にまとめます。集客全体の設計は「ホットペッパー集客 完全ガイド」にまとめているので、あわせてご覧ください。

新規向けのブログだけでは、なぜ美容室のリピートが増えにくい?

新規向けのブログは、「どんなメニューがあるか」「どんな悩みを解決できるか」を、お店を知らない人に向けて説明します。入口としては正しい書き方です。ただ、この書き方だけを続けていると、一度来たお客様にとっては「もう知っている情報」ばかりになりがちです。

リピートや指名は、メニューの説明ではなく、「この人だから」という気持ちから生まれます。技術が同じくらいの美容室が近くに何軒もある中で、また同じお店・同じ担当を選んでもらうには、施術内容の良さだけでは足りません。「話しやすかった」「自分の髪のことを分かってくれている」「なんとなく安心できる」といった、人に対する信頼が決め手になります。

だからリピート視点のブログでは、書く主役を「メニュー」から「人」に少しずらします。誰が、どんな思いで、どんなふうにその施術をしているのか。その人柄が伝わる発信を重ねることが、次の予約の後押しになります。以下では、そのための具体的な書き方を5つの角度から見ていきます。

担当者の人柄・こだわりは、どう出す?

一番の土台が、書き手の顔が見えることです。誰が書いているのか分からないブログは、情報としては読めても、人としての親しみは生まれません。

やることはシンプルで、施術の説明に「自分の考え」を一言足すだけです。たとえば同じ縮毛矯正の紹介でも、「縮毛矯正のメニューです」で終わるのと、「私はダメージを抑えたいので、薬剤の強さを一人ひとり変えています」と続けるのとでは、後者のほうがぐっと人が見えます。

出しやすいのは、次のようなことです。

  • なぜこの施術・スタイルが好きなのか、というこだわりの理由
  • 施術のときに気をつけていること(「痛くないように」「時間をかけすぎないように」など)
  • 自分が美容師になったきっかけや、大事にしている考え方

うまく書こうとしなくて大丈夫です。むしろ、少し不器用でも自分の言葉で書いたほうが人柄は伝わります。きれいにまとまった文章より、その人らしさがにじむ一文のほうが、読んだお客様の記憶に残ります。

もう一つ効くのが、たまに施術以外の話をはさむことです。休みの日に行ったお店のこと、最近気に入っている道具のこと。全部を仕事の話で埋めるより、少し素顔が見える回があるほうが、人としての距離が縮まります。ただし、あくまで軸は美容の発信です。日記だけが続くと「お店の情報」としては読まれにくくなるので、施術やケアの話に人柄を少し混ぜる、くらいのバランスがちょうどよいです。自己紹介そのものの書き方は別記事にまとめる予定なので、ここでは「毎回の記事に、担当の考えを一言添える」ことだけ意識してください。

「次回提案」はどう書く?——今回の続きと季節のケア

リピートを生むブログのもう一つの柱が、次に来る理由をこちらから示すことです。お客様は、次にいつ何をすればいいか、意外と分かっていません。そこを言葉にしてあげると、次回の来店がぐっと具体的になります。

書き方は大きく2つあります。

  1. 今回の続きを提案する——「今日のカラーは、3〜4週間後に色落ちが気になり始めます。そのタイミングでのケアもご案内できます」のように、今回の施術の延長線上に次回を置く書き方です
  2. 季節の変わり目のケアを提案する——「梅雨に向けて広がりが気になる方は、早めのケアがおすすめです」のように、季節の悩みを先回りして、今のうちの来店につなげる書き方です

大事なのは、売り込みにしないことです。「次も予約してください」ではなく、「こういうタイミングでこういうケアをすると気持ちよく過ごせますよ」という、お客様のための提案として書きます。読んだ人が「たしかにそろそろだな」と自分で気づける形が理想です。押しつけられた予約より、自分で決めた予約のほうが、その後も続きやすいものです。

次回提案は、施術直後だけでなくブログでも繰り返し触れておくと効きます。カウンセリングで一度伝えても、日が経つと忘れられてしまうからです。ブログで同じ提案に何度か触れておけば、お客様が「そういえば言われたな」と思い出すきっかけが増え、次の来店の背中を押します。

お客様の悩み解決は、どう見せる?——自分ごとに感じてもらう

リピートにつながる記事は、読んだお客様が「これ、私のことだ」と感じられます。そのためには、メニューの機能ではなく、悩みとその解決の道すじを見せます。

たとえば「トリートメントメニューです」ではなく、「夕方になると髪がパサついて見える——その原因と、家でできる対策」という切り口にすると、同じ悩みを持つお客様が自分ごととして読みます。そして、その悩みを分かってくれるお店だと感じたとき、「次もここに相談しよう」という気持ちが生まれます。

コツは、お客様がカウンセリングで実際に口にする言葉をそのまま使うことです。「うねる」「ぺたんこ」「朝まとまらない」——専門用語より、こうした生活の言葉のほうが、読む人の心に届きます。悩みを見せて、それに寄り添う姿勢を見せる。この繰り返しが「分かってくれる人」という印象を積み上げます。

ビフォーアフター・実例で「この人にお願いしたい」を作るには?

言葉で人柄や悩み解決を伝えたうえで、実例(ビフォーアフターや施術例)が加わると説得力が一段上がります。「こういう悩みが、こう変わった」という具体を見せられると、読んだお客様は自分の変化を想像しやすくなり、「この人にお願いしたい」という気持ちにつながります。

実例を出すときのポイントは次の通りです。

見せ方ねらい注意点
ビフォーアフター写真変化を一目で伝える明るさ・角度をそろえて誠実に見せる
施術の経緯を短く添える悩みへの理解を示す誇張・断定をしない(「必ず」「絶対」は避ける)
どんな人に向くかを書く自分ごと化を促す個人差があることを一言添える

そして最も大事な注意点です。お客様の写真やエピソードを載せるときは、必ず本人の許可を得てからにしてください。信頼はブログ1本より重いものです。許可が取れないときは、写真を使わず「こういうお悩みの方に喜ばれています」と一般化した書き方に切り替えれば十分に伝わります。

続けて発信すると、"顔なじみ"感は生まれる?

最後は、一本一本の書き方ではなく、続けることそのものの効果です。発信を続けているお店は、それだけで「なじみ」の感覚を生みます。何度も名前や顔、考え方に触れているうちに、お客様は会っていない間もそのお店を身近に感じるようになります。

一度来たお客様がブログをふと見たとき、担当の近況や新しい提案が更新されていれば、「まだ行ってないな、そろそろ行こうかな」という小さなきっかけになります。逆に、最後に来たとき以来ずっと更新が止まっていると、それだけで足が遠のく理由になりかねません。

ここでも、頻度より止めないことが大切です。毎日でなくてかまいません。週に数本でも、担当の人柄が見える発信を淡々と続けるほうが、「動いている美容室」「ちゃんとしているお店」という安心につながります。リピートは、派手な一本ではなく、地味な継続から生まれます。

まとめ

リピート・指名につながるブログは、新規向けのブログと道具は同じでも、主役が違います。主役を「メニュー」から「人」に少しずらし、担当の人柄とこだわりを出し、次回のケアを提案し、悩みへの寄り添いと実例で「この人にお願いしたい」を積み上げる。そしてそれを止めずに続ける。この5つを回すことで、ブログは新規集客の入口であると同時に、また来てもらうための関係づくりの場になります。

一本ずつ人柄を込めて書き続けるのは、続けるほど手間がかかります。この発信を運用ごと手放したい方は、下のご案内もご覧ください。

この作業、丸ごと代行しています

ホットペッパーのブログ更新、月5,000円で丸ごと代行しています。

まずはLINEで無料順位チェックから。お試し5記事は無料・初期費用なしです。

今枝友典(合同会社iMedia代表・楽々ブログ運営者)
今枝友典
合同会社iMedia 代表

現役でサロンのホットペッパー運用を代行。ブログ・スタイル投稿の毎日更新を複数サロンで実務として回しながら、その運用ノウハウをもとに「楽々ブログ」を提供しています。

参考

2026年7月時点の画面・実運用にもとづきます。仕様は変更される場合があります。