ホットペッパーのフリーワード検索で見つけてもらうには?キーワードの入れ方

ホットペッパーのフリーワード検索で見つけてもらうには、お客様が使う言葉をメニューやブログに入れることが大事です。どんなキーワードを選びどこに入れるかを、実際にサロンの運用を代行する立場から具体的に解説します。「〇〇駅 縮毛矯正」「白髪ぼかし 当日」のように、行きたい条件をそのまま入力するお客様は少なくありません。このとき、検索結果に自分のお店が並ぶかどうかは、サロンボードで登録している「言葉」に関わってきます。
つまり、お客様が打ち込みそうな言葉を、店名やキャッチコピー、メニュー名、クーポン名に載せておくと、その検索で見つけてもらいやすくなるということです。これは掲載プランの階層とはまた別の、「言葉での見つかりやすさ」という考え方です。この記事では、複数のサロン様のホットペッパービューティー運用を代行している私たちが、どこにどんな言葉を入れると探しているお客様に届きやすいのかを、良い例・惜しい例をまじえて整理します。集客全体の設計は「ホットペッパービューティー集客 完全ガイド」にまとめているので、あわせてご覧ください。
お客様は、ホットペッパーでどうやってサロンを探している?
まず前提として、お客様の探し方は一通りではありません。エリアやカテゴリのボタンをたどって一覧から選ぶ方もいれば、検索窓に自分の言葉を直接打ち込む方もいます。この後者が「フリーワード検索」です。
フリーワード検索でよく打ち込まれるのは、次のような言葉です。
- 地域名+やりたいこと(「〇〇駅 縮毛矯正」「〇〇 白髪染め」)
- 悩みや目的(「くせ毛 まとまる」「ブリーチなし 透明感」)
- メニューの通称(「髪質改善」「ヘッドスパ」「眉毛 メンズ」)
共通しているのは、どれも「お客様の頭の中にある言葉」だということです。お店側が使いたい専門用語ではなく、お客様がふだん口にする言葉で打ち込まれます。ここに、見つけてもらうためのヒントがあります。お客様が打ち込みそうな言葉が、自分のお店のページに載っているかどうか。これが、フリーワード検索で届くかどうかの分かれ目になります。
たとえば、くせ毛に悩んでいるお客様が「〇〇駅 縮毛矯正」と打ち込んだとします。このとき、縮毛矯正を得意にしているお店でも、メニュー名やキャッチコピーのどこにも「縮毛矯正」という言葉が入っていなければ、その検索結果には並びにくくなります。技術があるのに、言葉が無いせいで見つけてもらえない——これはとてももったいない状態です。逆に言えば、すでに提供している施術を、お客様が使う言葉で丁寧に書いておくだけで、出会いの入り口は増やせます。
フリーワード検索で見つけてもらうカギは「載せている言葉」
検索は、あくまで「入力された言葉」と「ページに載っている言葉」を照らし合わせて結果を出します。ということは、お客様が打ち込む言葉が自分のページのどこにも書かれていなければ、その検索では見つけてもらいにくくなります。逆に、その言葉をあらかじめ載せておけば、探しているお客様の目に触れる機会が生まれます。
ここで大切なのは、これは掲載順位を直接動かす話ではないということです。順位そのものの主な要因は契約している掲載プランで、言葉を工夫したからといって上位のプランを飛び越えられるわけではありません。あくまで「その言葉で探しているお客様に、自分のお店を見つけてもらいやすくする」という、別の軸の取り組みだと考えてください。この前提を押さえたうえで、次に「どこに」言葉を入れるかを見ていきます。
どこに言葉を入れる?——店名・キャッチコピー・メニュー名・クーポン名
言葉を載せる場所は、サロンボードの掲載管理まわりにあります。編集できる主な場所は、次の4つです。
- 店舗情報(サロン名まわり):お店の名前や、名前に続く一言。エリア名や駅名は、ここに自然に入っていると探しやすくなります
- キャッチコピー:サロン情報ページで最初に目に入る文章。得意な施術や、来店するとどうなれるかを、お客様の言葉で書ける場所です
- メニュー名・メニュー説明:提供している施術の名前と説明文。通称や悩みの言葉を入れやすい場所です
- クーポン名:クーポンのタイトル。「初回」「学割」「当日」など、お客様が条件で探すときの言葉が入れやすい場所です
どこに言葉を入れるか迷ったら、まずはメニュー名とキャッチコピーから見直すのがおすすめです。この2つは、お客様が「何ができるお店か」を判断する中心の情報で、探しているお客様の言葉と重なりやすいからです。なお、実際の編集画面の名称やボタンの位置は、サロンボードの管理画面でご確認ください。
良い例・惜しい例で見る、言葉の入れ方
抽象的だと分かりにくいので、場所ごとに「惜しい例」と「良い例」を並べてみます。惜しい例が悪いわけではなく、お客様の言葉に寄せると届きやすくなる、という比較として見てください。
| 入れる場所 | 惜しい例(お店目線の言葉) | 良い例(お客様が打ち込む言葉) |
|---|---|---|
| メニュー名 | 特別トリートメントコース | 髪質改善トリートメント(くせ毛・広がり) |
| メニュー名 | 人気カラーメニュー | 白髪ぼかしハイライト |
| キャッチコピー | 上質な癒やしの空間 | 〇〇駅3分/縮毛矯正・髪質改善が得意なサロン |
| クーポン名 | おすすめクーポン | 【初回】カット+髪質改善トリートメント |
| 店舗情報 | 当店自慢の技術 | 〇〇駅/メンズ眉毛・メンズカット対応 |
右側は、どれも「お客様が実際に打ち込みそうな言葉」に置き換えているだけです。特別なテクニックは使っていません。お店が普段お客様から言われる言葉、予約時に多い問い合わせの言葉を、そのまま載せていくイメージです。
やりすぎるとどうなる?——不自然な詰め込みと、実態と違う語はNG
言葉が大事だと分かると、つい「たくさん入れれば入れるほど良い」と考えたくなります。ですが、ここには2つの落とし穴があります。
1つ目は、不自然な詰め込みです。キャッチコピーに「縮毛矯正 髪質改善 白髪染め ヘッドスパ カット パーマ」と単語だけを並べても、読んだお客様には意味が伝わらず、かえって選ばれにくくなります。言葉は、あくまで文章として自然に読める形で入れるのが基本です。お客様は最終的に「文章」を読んで来店を決めるからです。
2つ目は、実態と違う言葉を入れることです。やっていない施術名や、対応していない条件を載せると、来店したお客様との間に「話が違う」というズレが生まれます。これは口コミや信頼にそのまま響きます。載せる言葉は、必ず実際に提供している内容の範囲にとどめてください。見つけてもらうことと、来店後に満足してもらうことは、セットで初めて意味を持ちます。
言葉選びの基本は「お客様が打ち込みそうで、かつ自分のお店が本当に得意なこと」の重なりを探すことです。この重なりの中の言葉を、自然な文章で載せていくのが、いちばん無理のないやり方です。迷ったときは、実際に接客で「こういうのできますか」と聞かれた言葉や、予約時に多かった要望の言葉を書き出してみてください。それがそのまま、お客様が検索窓に打ち込む言葉のヒントになります。
そもそも掲載順位はどう決まる?——正しい期待値
ここは誤解が生まれやすいので、正確にお伝えします。ホットペッパービューティーの検索結果に並ぶ順番は、主に契約している掲載プランの階層で決まる部分が大きい、というのが基本の考え方です(2026年7月時点)。言葉を工夫したからといって、それだけで順位が大きく上がると考えるのは避けたほうが安全です。
では、この記事で説明してきた「言葉の入れ方」は何のためかというと、フリーワード検索で探しているお客様に、自分のお店を見つけてもらいやすくするためです。順位を直接動かす施策ではなく、「その言葉で探している人に届く入り口を増やす」施策だと考えると、期待値を間違えずに取り組めます。順位はプランで、見つかりやすさは言葉で。この2つを分けて考えるのが、遠回りに見えていちばん確実です。無料でできる集客の全体像は、別の記事にもまとめています。
まとめ
フリーワード検索で見つけてもらうためにやることは、突き詰めればシンプルです。お客様が打ち込みそうな言葉を、店名・キャッチコピー・メニュー名・クーポン名に、自然な文章で載せておく。ただし、詰め込みすぎず、実際に提供している内容の範囲にとどめる。これだけで、その言葉で探しているお客様に届きやすくなります。
そして忘れてはいけないのが、順位はプラン、見つかりやすさは言葉、という切り分けです。言葉の工夫は順位を保証するものではありませんが、探しているお客様との出会いを増やす、地道で効果的な取り組みです。
とはいえ、メニュー名やキャッチコピーを一つひとつ見直し、言葉を整えていくのは手間のかかる作業です。この見直しも含めて運用ごと手放したい方は、下のご案内もご覧ください。
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参考
2026年7月時点の画面・実運用にもとづきます。仕様は変更される場合があります。