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ホットペッパーのブログのハッシュタグの付け方(検索の入口になる?実際のところ)

5分で読めます 公開日: 2026年7月28日
ホットペッパーのブログのハッシュタグの付け方(検索の入口になる?実際のところ)

ホットペッパービューティーのブログのハッシュタグは、付け方を知らないと効果が出ません。検索の入口になるのか、どんなタグを選べばいいのか、実測を踏まえた付け方の考え方を、毎日投稿している立場から解説します。

結論から言うと、私たちが複数のサロン様のホットペッパー運用を代行してきた実感では、ブログのハッシュタグは検索の入口にはほとんどなっていません。インスタグラムのタグとは役割が別物だと考えたほうが、時間の使い方を間違えずにすみます。この記事では、タグにどこまで手をかけるべきか、そして同じ時間をどこに回すと効くのかを、実運用の観察をもとに整理します。集客全体の設計は「ホットペッパー集客 完全ガイド」にまとめているので、あわせてご覧ください。

そもそもブログのハッシュタグは何のためにある?

ホットペッパーのブログでタグを付けると、その言葉が本文の下にラベルのように並びます。見た目はインスタグラムのハッシュタグと似ているので、同じように「タグ経由でたくさんの人に見てもらう入口」だと受け取ってしまいがちです。ここが最初のつまずきどころです。

インスタグラムのタグは、そのタグを検索・フォローしているユーザーの投稿一覧に入り込むための、いわば拡散の仕組みです。無関係な人にも届く可能性があるからこそ、数や言葉選びが効いてきます。一方でホットペッパーのブログのタグは、あくまで「そのお店のブログ」という枠の中で記事を分類・整理するためのラベルに近い性格をしています。すでにそのお店のページを見ている人が、関連する別の記事へ移るための道しるべ、というイメージです。同じ「ハッシュタグ」という名前でも、想定されている使われ方がそもそも違うのです。

この違いを押さえておかないと、「インスタで効いたやり方をそのまま持ち込む」ことになりがちです。インスタのつもりで人気ワードを大量に並べても、ホットペッパーのブログでは同じようには働きません。ここを混同したまま「とにかく数を付ける」と、労力のわりに手応えが出ない、という結果になりやすいのです。

ハッシュタグは検索の入口になる?

一番気になるところだと思います。私たちが実際に運用してきた範囲での実感を、正直にお伝えします。

ブログのタグが、新規のお客様の検索の入口になっているという手応えは、ほとんど得られていません。 ホットペッパーでお店を探すお客様の多くは、エリアやメニュー、クーポンといった条件からたどり着きます。ブログそのものを入口にする方もいますが、その場合でも「タグをたどって別のお店のブログにたどり着いた」という動きは、私たちが見てきたかぎりでは主要な流れになっていません。

もちろん、これは私たちが担当している店舗での観察であって、すべての店舗・すべての時期に当てはまると言い切れるものではありません。仕様も検索の挙動も、時間が経てば変わり得ます。ただ、少なくとも今の時点で「タグを増やせば検索流入や順位が増える」と期待して時間をかけるのは、費用対効果の面でおすすめしにくい、というのが率直なところです。タグは「付けても損はしないが、そこが勝負どころではない」くらいの位置づけで捉えるのが、実態に近いと考えています。

言い換えると、タグは「やらないと減点される項目」ではなく、「やってもそれほど加点されない項目」に近い感覚です。だからこそ、限られた運用時間の中で、タグに悩む時間は最小限にとどめたい。その時間は、あとで触れるように本文や見出しに回したほうが、予約という結果に近づきやすいと私たちは見ています。

付けたタグは、どこで役に立つ?

「入口にならないなら、付ける意味がないのでは」と思われるかもしれません。ただ、私たちはタグを完全に無駄だとは考えていません。役に立つ場面が、検索とは別のところにあるからです。

一番実感があるのは、すでにお店のブログを読んでいる人が、関連する記事にもう一本たどり着くきっかけになることです。ある施術のビフォーアフターを見た人が、同じタグの付いた別の症例やスタイルの記事へ移ってくれると、そのお店への興味が深まります。新規の入口ではなく、来てくれた人にもう少し見てもらうための、店内の回遊の道しるべ、という役割です。

もう一つは、お店側の記事整理としての実利です。記事が数十本、数百本とたまってくると、あとから「縮毛矯正の記事だけ見返したい」というときにタグが手がかりになります。これは集客というより運用の効率化ですが、地味に効いてきます。

いずれにしても、これらは「タグを大量に付ける理由」にはなりません。回遊にも整理にも、記事に合った言葉が数個あれば十分に機能します。

ハッシュタグのよくある誤解と、実際のところは?

タグをめぐってよく聞く思い込みと、私たちが実運用で感じている実際、そして同じ時間をかけるならどこにかけるべきかを、並べて整理します。

よくある誤解実際(私たちの運用実感)時間をかけるべき所
インスタと同じで、タグを大量に付けるほど見てもらえるタグ経由の新規流入の手応えはほとんどないタグの数より本文・見出しの中身
とにかくたくさん付けたほうが有利羅列しすぎるとむしろ雑な印象になりやすい記事に関連する数個に絞る
人気ワードを詰め込めば拾われる記事内容と関係ないタグは読み手の信頼を下げる記事の中身に合った言葉を選ぶ
タグを付ければ掲載順位が上がる順位を直接動かす要素だとは考えにくいクーポン・メニュー・写真など予約に直結する要素

表の右側を見てもらうと分かるとおり、タグそのものを否定しているわけではありません。「タグに使う労力の大半は、別のところに回したほうが効く」というのが伝えたいことです。

じゃあ、タグはどう付けるのがいい?

「付けなくていい」という話ではありません。せっかく欄があるので、手短に、きれいに付けておくのが良いと考えています。私たちが実際に運用するときに意識しているのは、次のような点です。

  • 記事の内容に関連の高いものを数個に絞る。 その記事が縮毛矯正の話なら、施術名やお悩みに関する言葉を数個。記事と関係のないワードは入れません
  • 数で勝負しようとしない。 十個も二十個も羅列すると、読み手には「中身より数でごまかしている」ように映りやすく、かえって印象を下げます
  • 人気ワードの寄せ集めにしない。 検索で拾われそうという理由だけで、記事と無関係な流行り言葉を詰め込むのは避けます
  • 迷ったら少なめに。 タグは主役ではないので、時間をかけて悩む対象ではありません。さっと付けて次に進むくらいで十分です

要は「関連する言葉を、数個、きれいに」。これで、タグにかける時間は最小限で済みます。

タグより先に手をかけるべきなのは?

タグを削った分の時間を、どこに回すと効くのか。ここが本題です。私たちが実際に成果を感じているのは、タグではなく本文と見出しのほうです。

お客様に見つけてもらいたい言葉があるなら、それをタグに詰め込むより、記事のタイトルや見出し、本文の中に自然な形で入れるほうが、読み手にも内容にもなじみます。たとえば「〇〇(エリア)で縮毛矯正をお探しの方へ」といった見出しは、その言葉を探している人にとって、記事が自分向けだと一目で分かります。タグのラベルを眺めるより、こうした見出しや本文のほうが、読み手の「これは自分の悩みの記事だ」という判断を後押しします。

ただし、これも「キーワードを不自然に詰め込めばいい」という話ではありません。人が読んで違和感のない文章の中に、探している言葉が自然に入っている——この状態が理想です。無理に詰め込むと読みにくくなり、逆効果になります。何をどう書くかは「ホットペッパー ブログの書き方 完全版」で構成の型ごとにまとめているので、あわせて参考にしてください。

まとめ

ホットペッパーのブログのハッシュタグについて、私たちの運用実感をお伝えしてきました。要点は3つです。タグは検索の入口にはほとんどなっておらず、インスタグラムのタグとは役割が別物であること。付けるなら記事に関連する言葉を数個に絞り、羅列はしないこと。そして、同じ時間をかけるなら、タグより本文や見出しに自然な形でキーワードを入れるほうが効くこと。

繰り返しになりますが、これは私たちが担当してきた範囲での傾向であり、断定ではありません。それでも「タグをインスタの感覚で大量に付ける」ことに時間を使うより、記事の中身に手をかけるほうが、予約につながる可能性は高いと考えています。

タグの付け方も含めて、ブログの運用ごと手放したい方は、下のご案内もご覧ください。

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今枝友典(合同会社iMedia代表・楽々ブログ運営者)
今枝友典
合同会社iMedia 代表

現役でサロンのホットペッパー運用を代行。ブログ・スタイル投稿の毎日更新を複数サロンで実務として回しながら、その運用ノウハウをもとに「楽々ブログ」を提供しています。

参考

2026年7月時点の画面・実運用にもとづきます。仕様は変更される場合があります。タグの扱いや検索の挙動は今後変わる可能性があるため、断定ではなく「私たちが見てきた範囲での傾向」としてお読みください。