サロンボードのレジ機能の使い方——会計入力からレジ締めまでの流れ

サロンボードのレジ機能の使い方を、会計入力からレジ締めまでの1日の流れで解説します。ポイントやクーポンの拾い漏れなど気をつけたい場面と、間違えたときの直し方の入口までまとめました。予約管理は毎日触るので自然に覚えるものの、レジまわりは「会計のときだけ」「閉店のときだけ」触る機能なので、流れが体に入るまで時間がかかります。しかも会計はお金に直結するため、あいまいな理解のまま操作するのは気持ちが悪いものです。
この記事では、複数のサロン様のホットペッパービューティー運用を代行している私たちが、サロンボードのレジ機能で何ができるのか、開店から会計入力、レジ締めまでの1日の流れ、そして会計入力で拾い漏れが起きやすいポイントを、全体像として整理します。集客全体の考え方は「ホットペッパービューティー集客 完全ガイド」にまとめているので、あわせてご覧ください。
なお、「入力を間違えてしまった」「レジ締めの数字が合わない」という直し方の話は、別記事「サロンボードのレジ締め・会計修正はどうやる?」で詳しく扱っています。この記事は基本の使い方、あちらは間違えたときの対処、という役割分担です。
サロンボードのレジ機能では何ができる?
まず全体像です。サロンボードのレジ機能は、単なる「お金の計算機」ではなく、予約管理とつながった会計の仕組みと捉えるのが分かりやすいと思います。できることを大づかみにまとめると、次のようになります。
| できること | 内容のイメージ |
|---|---|
| 会計の入力 | 来店したお客様のメニュー・クーポン・支払い方法を入力して会計を記録する |
| 予約情報との連動 | ネット予約の内容(メニューやクーポン)をもとに会計を進められる |
| 売上の記録・集計 | 入力した会計が日々の売上として蓄積され、集計・分析の画面で振り返れる |
| レジ締め | 1日の売上とレジ内の現金を突き合わせて、その日の記録を確定させる |
ポイントは、会計入力が「その場の精算」と「あとの売上分析」の両方の入口になっていることです。会計を正しく入力しておけば、どのメニューが出ているか、クーポン経由のお客様がどれくらいいるか、といった振り返りの材料が自動的に貯まっていきます。逆に、入力が雑だと集計も雑になります。レジ機能を「レジ」としてだけでなく「お店の記録係」として見ると、丁寧に入力する意味が腹落ちしやすくなります。
なお、お店によってはサロンボード以外のレジ(POSレジなど)と併用している場合や、外部のレジサービスと連携する形をとっている場合もあります。連携できるサービスや条件は変わることがあるため、併用を検討する場合はサポートや各サービスの案内でご確認ください。
1日の流れはどうなる?——開店からレジ締めまで
次に、レジ機能を使う1日の流れを時系列で見ていきます。細かな画面の名称や手順は変わることがあるので、あくまで「1日の骨組み」として捉えてください。
- 開店時——レジの準備——レジに入っている釣り銭(現金)を確認しておきます。閉店時のレジ締めは「入力した売上」と「レジ内の現金」の突き合わせなので、スタート時点の金額があいまいだと、締めの数字も合わなくなります
- 来店時——予約の確認と来店の処理——ネット予約のお客様は、予約台帳から該当の予約を開いて来店の処理を行います。ここで予約内容(メニュー・クーポン)を確認しておくと、会計がスムーズです
- 施術後——会計入力——予約の情報をもとに、実際に行ったメニュー、使用したクーポン、店販商品などを入力し、支払い方法を選んで会計を確定します。当日のメニュー変更や追加があった場合は、ここで実態に合わせて直します
- 閉店時——レジ締め——その日の会計をすべて入力し終えたら、レジ締めの処理に進みます。入力された売上の合計と、実際のレジ内の現金を突き合わせ、その日の記録を確定させます
操作の入口は、予約台帳の予約から会計に進む形が基本線です。レジ締めを含めた各画面への経路やボタンの名称は、実際の画面でご確認ください。
この流れで一番大事なのは、会計入力を「その日のうちに、実態どおりに」終わらせることです。あとでまとめて入力しようとすると、記憶が薄れて間違いのもとになりますし、レジ締めの数字も合わなくなります。とくに複数のスタッフで会計を回しているお店では、「会計はその場で確定、締めは責任者が確認」といった役割の決めごとを作っておくと、入力の抜けに早く気づけます。
会計入力で気をつけることは?——メニュー・クーポン・ポイントの拾い漏れ
会計入力そのものは、慣れれば難しい操作ではありません。つまずきが起きるのは、操作ではなく「拾い漏れ」です。経験上、注意したいのは次の3つです。
- メニューの拾い漏れ・ズレ——予約時のメニューと、当日実際に行ったメニューが違うことはよくあります(カラーを追加した、トリートメントをやめた、など)。予約内容のまま会計を確定してしまうと、売上金額も集計データも実態とズレます。会計の前に「今日やったこと」を口頭で確認する習慣が有効です
- クーポンの適用漏れ——お客様がクーポン利用を前提に予約しているのに、会計でクーポンを反映し忘れると、金額が変わってしまい、お客様との間で気まずいやり取りが発生します。予約を開いた時点でクーポンの有無を見ておくのが予防策です
- ポイントの拾い漏れ——ホットペッパービューティーのポイントを利用する意向のお客様の場合、会計時にその分を反映する必要があります。ここを忘れると、あとから返還対応が必要になり、手間も信頼への影響も大きくなります。ポイントの引き忘れが起きたときの動き方は、別記事で詳しく整理する予定です
3つに共通するコツは、会計を確定する直前に「メニュー・クーポン・ポイント」の3点を指差し確認することです。1件あたり数秒の確認で、あとの修正対応(と気まずさ)をほぼ避けられます。忙しい時間帯ほど飛ばしたくなりますが、忙しい時間帯こそ間違いが起きます。
レジ締めの基本は?
1日の終わりのレジ締めは、「その日の売上を確定させる儀式」です。基本の考え方はシンプルで、入力した売上の合計と、レジの中の現金が説明つきで一致していればOKということです。
流れのイメージは次のとおりです。
- その日の会計がすべて入力済みかを確認する(未会計の来店が残っていないか)
- レジ締めの画面で、その日の売上の集計を確認する
- レジ内の現金を数えて、集計と突き合わせる
- 差があれば原因を探す(入力漏れ、釣り銭の渡し間違い、両替の記録漏れなど)
- 問題がなければその日の記録を確定させる
差額が出たときに大切なのは、その日のうちに原因を探すことです。翌日以降に持ち越すと、記憶が薄れて原因究明が一気に難しくなります。数百円の差でも「まあいいか」で流さず、原因の見当だけでもつけておくと、同じズレの再発を防げます。差額が続くようなら、「誰が・どの時間帯の会計で・何を間違えやすいか」をメモに残して振り返ると、店内の手順のどこに穴があるかが見えてきます。レジ締めは犯人探しの場ではなく、手順を整えるための情報源と捉えるのが健全です。
なお、レジ締めの画面構成や、締めたあとの扱い(締め直しができるかなど)は仕様変更の可能性があるため、実際の画面とサポートの案内でご確認ください。
間違えて入力してしまったら?
会計を確定したあとに「金額が違った」「メニューを間違えた」と気づくこともあります。修正の考え方と具体的な動き方は、別記事「サロンボードのレジ締め・会計修正はどうやる?」で詳しく扱っているので、そちらをご覧ください。
この記事の範囲でひとつだけお伝えするなら、間違いに気づいたら放置しないこと。会計の記録は売上集計の元データなので、間違いを放置すると月次の数字までズレていきます。「どう直すか」はケースによりますが、「気づいたら直す」は共通です。
まとめ
サロンボードのレジ機能は、予約管理とつながった会計の仕組みです。1日の流れは「開店時の釣り銭確認 → 来店処理 → 会計入力 → レジ締め」という骨組みで、なかでも会計入力を「その日のうちに、実態どおりに」行うことが、レジ締めのスムーズさと売上集計の正確さの両方を支えます。
会計入力で気をつけたいのは、メニュー・クーポン・ポイントの3つの拾い漏れ。確定前の指差し確認を習慣にするだけで、修正対応の多くを未然に防げます。画面の名称や手順の細部は変わることがあるため、実際の画面でご確認ください。間違えたときの直し方は、別記事「サロンボードのレジ締め・会計修正はどうやる?」へどうぞ。
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参考
2026年9月時点の情報です。仕様は変更される場合があります。