LINEで無料順位チェック

ホットペッパーで低評価・悪い口コミがついたときの対応(その後の姿勢が見られている)

6分で読めます 公開日: 2026年7月27日
ホットペッパーで低評価・悪い口コミがついたときの対応(その後の姿勢が見られている)

ホットペッパービューティーで低評価の口コミがついたとき、返信のしかたで印象は大きく変わります。他のお客様も見ていることを踏まえた、感情的にならない対応の型と例文を、サロンの運用を代行する立場から解説します。見込み客が見ているのは、その一件の口コミそのものよりも、お店がそれにどう向き合ったか、という「その後の姿勢」のほうだということです。

この記事では、複数のサロン様のホットペッパー運用を代行している私たちが、低評価がついたときの心構えと、公開の場での対応の順番をまとめます。口コミへの返信文そのものの書き方は「ホットペッパーの口コミ返信の書き方」で扱っているので、この記事は低評価に特化した「危機対応」として読んでください。集客全体の設計は「ホットペッパー集客 完全ガイド」にまとめています。

ホットペッパーで低評価の口コミがついたら、まず何をすべき?

最初にすべきことは、実は「何もしない」ことです。正確に言うと、すぐに返信しないことです。

低評価を読んだ直後は、誰でも感情が動きます。「そんなつもりじゃなかった」「言い方があるのに」と、反論したい気持ちが自然にわいてきます。その状態で書いた返信は、どれだけ言葉を選んだつもりでも、どこかに硬さや棘がにじみます。そして公開の場に出た返信は、あとから取り消しても読んだ人の記憶には残ります。

だからこそ、低評価を見つけたら、まず一呼吸おきます。可能なら数時間、できれば一晩あけてから返信を書きます。口コミへの返信は、スピードを競うものではありません。翌日に落ち着いて返したほうが、結果的に読み手へ伝わる印象はずっと良くなります。急いで反応してよいことは、低評価対応に関してはほとんどありません。

もう一つ、返信を書く前に、その口コミを担当スタッフや店舗で一度共有しておくと落ち着いて向き合えます。一人で抱えて返信すると主観に寄りがちですが、店舗として受け止めると、感情ではなく事実に目が向きやすくなります。書いた本人だけが読んで反応するのと、店舗のみんなで一度目を通してから返すのとでは、返信の落ち着き方がまるで違います。

低評価がついた直後にやりがちなのが、その場ですぐ他のスタッフに愚痴を言ってしまうことです。気持ちは分かりますが、そこで感情を大きくすると、返信にもその熱が乗ってしまいます。まずは「今日はいったん見るだけ、返信は明日」と決めてしまうくらいでちょうどいいです。

返信で「反論」してはいけないのはなぜ?

低評価への返信でいちばんやってはいけないのが、公開の場での反論や弁明です。

理由は、返信の読み手が「口コミを書いた人」だけではないからです。その返信は、ホットペッパーでこれから予約しようか迷っている見込み客も一緒に読んでいます。お店が事実関係を細かく持ち出して「実際はこうでした」と説明すればするほど、当事者にとっては正論でも、はたから見ると「もめている店」に見えてしまいます。どちらが正しいかを判断できない第三者は、内容よりも「感情的にやり合っているかどうか」を先に感じ取ります。

たとえこちらに言い分があっても、公開返信はその言い分を通す場ではありません。返信の目的は、その一件に勝つことではなく、読んでいる大勢の見込み客に「このお店は落ち着いて誠実に対応する」と伝えることです。反論をこらえるのは悔しいものですが、こらえた姿勢そのものが、いちばん雄弁な信頼のアピールになります。

見込み客の立場で想像してみると分かりやすいです。星の低い口コミが一つあったとしても、それに対してお店が冷静に、ていねいに返していれば「どんなお店にもたまには合わないお客さんもいるよね」と受け止められます。逆に、お店が長文で言い返していると、口コミの内容以上に「対応が怖いお店だ」という印象が残ってしまいます。同じ低評価でも、返し方一つで見込み客の受け取り方は正反対になるのです。

真摯に受け止める返信は、どう書く?

反論しないと決めたうえで、では何を書くか。基本の型はシンプルです。受け止める・感謝する・短く締める、の三つです。

  • 受け止める: 期待に沿えなかったことへのお詫びを、言い訳をはさまずに述べます
  • 感謝する: 時間を使って声を届けてくれたこと自体へのお礼を添えます
  • 短く締める: 長く書くほど弁明に見えます。落ち着いたトーンで簡潔にまとめます

具体的には、次のような温度感です。

このたびはご期待に沿えず、申し訳ありませんでした。いただいたご指摘は店舗で共有し、改善に努めてまいります。貴重なお声をお寄せいただき、ありがとうございました。

ポイントは、この短い返信を「その一件のための弁明」ではなく「読んでいる全員への自己紹介」として書くことです。星の数が低い口コミに、感情的にならず淡々と誠実に返しているお店は、それだけで信頼を上げます。低評価の口コミは、見方を変えれば、姿勢を見せられる数少ない場でもあるのです。

なお、返信文そのものの言い回しやシーン別の例文は、別記事「口コミ返信の書き方」でより詳しくまとめています。あわせてご覧ください。

低評価を「次」にどう生かす?

公開の返信を整えたら、それで終わりにしないことが大切です。低評価は、お店にとっての改善のヒントでもあります。

もちろん、すべての低評価が的を射ているわけではありません。好みの問題や、体調・気分による一時的な評価もあります。ただ、同じ趣旨の指摘が何度か続くようなら、そこには受け止めるべき事実が含まれている可能性が高いです。たとえば次のような整理をしてみてください。

口コミで触れられた点店舗で確認したいこと
待ち時間・時間配分予約枠の取り方に無理がないか
仕上がりの認識のズレ事前カウンセリングで希望をすり合わせられていたか
接客・言葉づかい特定の時間帯やスタッフに偏っていないか
店内・設備の指摘掃除・案内表示などすぐ直せるものか

一件の口コミを個人の落ち度として片づけるのではなく、仕組みで防げないかという視点で見ると、同じ指摘が繰り返されにくくなります。公開の返信で「改善に努めます」と書いたなら、店舗の中でも実際に一つ動かす。返信の言葉と実際の行動がそろっているお店は、時間をかけて口コミ全体の雰囲気が変わっていきます。逆に、返信では毎回「改善します」と書いているのに何も変わっていないと、同じ指摘が続き、返信の言葉も軽く見えてしまいます。この積み重ねが、次の口コミの質を静かに変えていきます。

明らかな事実誤認や中傷には、どう対応する?

ときには、身に覚えのない内容や、事実と異なる書き込み、あるいは度を越した中傷に感じられる口コミに出会うこともあります。こうしたときも、公開の場での対応の原則は変わりません。公開返信で真っ向から反論しないことです。

そのうえで、取れる選択肢は主に二つあります。

一つは、公開返信ではあくまで落ち着いたトーンにとどめ、詳しい事情の確認が必要な場合は「よろしければ一度店舗までご連絡いただけますか」と、やり取りの受け皿を示すことです。公開の場を言い合いにせず、個別の連絡へ誘導する形です。

もう一つは、内容が明らかに事実と異なる、あるいは誹謗中傷にあたると考えられる場合に、ホットペッパーのようなプラットフォーム側の相談窓口へ問い合わせるという選択肢があることを知っておくことです。一般に、こうした投稿については運営側に相談・報告の窓口が用意されていることが多いです。ただし、相談すれば必ず削除されるとは限りませんし、判断は運営側に委ねられます。過度に期待せず、「そういう受け皿もある」という前提で、まずは事実を整理して問い合わせてみる、という順番が現実的です。

いずれの場合も、焦って公開の場で白黒つけようとしないことです。読んでいる見込み客にとっては、事実がどうであったかよりも、お店が感情的に応戦していないかどうかのほうが、はるかに強く印象に残ります。悔しさが大きいときほど、公開の場ではぐっと抑えて、動くのは個別の連絡や運営への問い合わせという見えない場所で、と切り分けるのがおすすめです。

まとめ

低評価の口コミは、ついた瞬間はショックですが、それ自体でお店の評判が決まるわけではありません。決め手になるのは、その後にお店がどう向き合ったかです。すぐに返さず一度落ち着く、公開の場で反論しない、短く誠実に受け止める、そして店舗の改善に生かす。この順番を守れば、低評価は信頼を落とす出来事ではなく、姿勢を見せる機会に変わります。

見込み客は、一件の低評価より「その後の姿勢」を見ています。だからこそ、あわてないことが最大の対応です。

とはいえ、低評価への向き合い方も含めて、口コミや投稿の運用を日々こなしていくのは負担が大きいものです。この対応まで含めて運用ごと手放したい方は、下のご案内もご覧ください。

この作業、丸ごと代行しています

ホットペッパーのブログ更新、月5,000円で丸ごと代行しています。

まずはLINEで無料順位チェックから。お試し5記事は無料・初期費用なしです。

今枝友典(合同会社iMedia代表・楽々ブログ運営者)
今枝友典
合同会社iMedia 代表

現役でサロンのホットペッパー運用を代行。ブログ・スタイル投稿の毎日更新を複数サロンで実務として回しながら、その運用ノウハウをもとに「楽々ブログ」を提供しています。

参考

2026年7月時点の画面・実運用にもとづきます。仕様は変更される場合があります。