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サロンボード ブログ写真のサイズ・枚数と向きの罠

8分で読めます 公開日: 2026年7月15日 更新日: 2026年8月11日
サロンボード ブログ写真のサイズ・枚数と向きの罠

ブログの第一印象は文章ではなく写真で決まります。せっかくきれいに撮った仕上がり写真が、掲載してみたら横倒しになっていた——サロンボードのブログ運用では、これが本当に起きます。

この記事では、複数のサロン様のブログを毎日投稿している私たちが、写真まわりで実際につまずいたポイント(とくに「横倒し問題」)と、予約につながる写真の選び方をまとめます。

写真のサイズと枚数はどうすればいい?

まず基本の考え方です。ブログに載せる写真は、スマホで撮った写真をそのまま使ってかまいません。特別なカメラや加工ソフトは不要です。実運用でも、スマホ撮影の写真で毎日投稿しています。

そのうえで、押さえておきたいのは次の点です。

  • 縦長の写真が基本。読者のほとんどはスマホで閲覧するので、縦長写真のほうが画面いっぱいに大きく表示され、印象が強くなります。ヘアスタイルなら、全体のシルエットが入る縦構図が定番です
  • 極端に大きいファイルは避ける。最近のスマホ写真はファイルが大きくなりがちです。アップロードに時間がかかったり、失敗の原因になったりするので、送信用に縮小してからアップすると安定します
  • 1記事に何枚も詰め込まない。主役の1枚をしっかり見せるほうが、小さな写真を並べるより伝わります

具体的な数字も押さえておきましょう。サロンボードのブログでは、写真は1記事につき4枚までアップロードできます(投稿画面にもその旨が表示されます)。あわせて、本文は全角1,000文字まで、タイトルは全角25文字までという制限があります。画像はアップロード時にシステム側でおよそ横1,024ピクセルを基準に調整されるため、これより極端に大きいサイズで用意する必要はありません。逆にあまりに小さい画像は粗く表示されるので、スマホの標準的なサイズで撮ったものを、送信用に少し縮小するくらいがちょうどよいバランスです。なお、ファイル容量の上限や対応形式は投稿画面に明記がなく、アップロードして初めて可否が分かる仕様です(2026年7月時点)。一般的なスマホのJPEG写真であればそのまま問題なく使えています。

なお、写真は本文の先頭に置くのが王道です。ブログの一覧や掲載面で最初に目に入る位置だからです。サロンボードの投稿画面では、写真はカーソルのある位置に挿入されるので、本文を書く前に先頭へ入れてしまうのが手戻りのない順序です。

なぜ写真が横倒しになる?——スマホ写真の「向きの罠」

写真まわりで一番多いトラブルがこれです。スマホやパソコンでは縦向きに見えている写真が、アップロードすると横倒しで掲載されることがあります。

原因は、スマホ写真の「向き情報」の扱いにあります。スマホは写真を撮るとき、実際には横向きのまま記録して、「この写真は縦向きに表示してね」という情報(Exif情報と呼ばれます)を添えて保存することがあります。スマホの画面ではこの情報が反映されて縦に見えますが、アップロード先のシステムがこの情報をうまく扱えないと、素の横向きのまま表示されてしまうのです。

やっかいなのは、手元では正常に見えていることです。つまり、アップロード前の確認では気づけません。

横倒しを防ぐには?

対策はシンプルで、「向き情報頼み」の写真をなくしてから使うことです。

  1. 写真編集アプリでいったん回転をかけて、正しい向きで保存し直す——一度編集して保存すると、画像そのものが縦向きのデータに焼き直されることが多く、向き情報頼みの状態が解消されます
  2. スクリーンショットで撮り直すのも簡易な手——画面に見えているとおりの向きで新しい画像になります(画質は少し落ちます)
  3. アップロード後、掲載面で実際の表示を必ず確認する——最後はこれです。私たちも投稿のたびに、公開されたページを開いて写真の向きを目視確認しています

「投稿できた」で終わらせず「正しく表示された」まで見届ける。文字化けの話と同じで、写真も掲載面の実表示確認までが投稿です。

なお、この向きの罠は「以前は大丈夫だったのに今回だけ横倒しになった」という出方をすることがあります。撮影したスマホの機種や撮り方(縦持ちか横持ちか)によって、向き情報の付き方が変わるためです。一度でも横倒しを経験したら、以後は「編集アプリで保存し直してから使う」を全部の写真の習慣にしてしまうのが確実です。

予約が入る写真はどう選ぶ?

技術的な話の次は、中身の話です。実運用で「この写真は反応が違う」と感じるポイントを挙げます。

選び方のポイント理由
仕上がりが主役の写真を選ぶお客様が知りたいのは「自分がどうなれるか」。店内風景や物の写真より、スタイルそのものが予約の判断材料になる
明るい場所で撮ったものを選ぶ暗い写真はそれだけで印象が下がる。窓際の自然光が一番失敗しない
髪の質感が分かる距離感引きすぎると質感が伝わらず、寄りすぎると全体像が分からない。バストアップ〜肩上くらいが定番
ブレ・ピンボケは使わない当たり前のようで、営業の合間に急いで選ぶと紛れ込む。1秒でも拡大して確認する
記事の内容と一致した写真カラーの記事ならカラーが主役の写真。本文と写真がずれていると読者は混乱する

もうひとつ、実務的な注意点があります。お客様の写真を使う場合は、掲載の許可を必ず本人から得てください。顔が写らないアングルでも、確認を取ってから使うのが信頼につながります。

撮影のセッティングで写真は変わる?

高い機材がなくても、撮る環境を整えるだけで写真の質は安定します。実運用でおすすめしている基本セッティングです。

  • 場所を固定する。店内で一番光がきれいに入る場所(窓際など)を「撮影定位置」に決めてしまうと、毎回の仕上がりが安定し、ブログ全体の見た目にも統一感が出ます
  • 背景はシンプルに。散らかった作業台や他のお客様が写り込む背景は、それだけで写真の価値を下げます。壁一面の無地の場所が理想です
  • 正面・横・後ろの3方向で撮っておく。ブログに使うのは1枚でも、スタイル掲載や次回の記事で別カットが活きます

加工アプリは使ってもいい?

明るさやトリミングの調整は問題ありません。むしろ暗い写真はひと手間かけて明るくすべきです。ただし、実物とかけ離れる加工は逆効果です。色味を大きく変えたり、輪郭を加工したりした写真で来店されたお客様は、仕上がりとのギャップに必ず気づきます。写真は集客の入口であると同時に「お店の約束」でもある、と考えてください。

また、素材サイトの写真やイメージ画像だけで記事を作るのはおすすめしません。お客様が知りたいのは「このお店で自分がどうなれるか」であり、その答えになるのは自店の仕上がり写真だけです。

ブログの写真とスタイル写真はどう使い分ける?

ホットペッパービューティーには、ブログのほかにスタイル(ヘアカタログ)という写真の掲載枠があります。同じ「仕上がり写真を載せる場所」ですが、性格が違います。

  • スタイルは「カタログ」。スタイル名やメニューと紐づいた作品集で、スタイルを探しているお客様の目に触れます。掲載には「反映申請」という店舗単位の操作が必要で、申請から反映まで20分ほどかかります
  • ブログは「お店の日々の発信」。文章と一緒に写真を見せられるので、スタイルの背景にある提案やお客様の悩みまで語れます。登録すれば(数分のタイムラグの後)自動で掲載されます

おすすめの使い分けは、自信のある仕上がりはスタイルとブログの両方に出すことです。同じ写真でも、スタイルではカタログとして、ブログでは「どんなお悩みにどう応えた仕上がりか」という読み物として、違う角度でお客様に届きます。露出の入り口が2倍になる、と考えてください。

スタイル登録の手順と反映申請の仕組みは、別記事「サロンボードのスタイル登録手順と反映申請の仕組み」で詳しく解説しています。

写真アップロードでつまずいたら?

最後に、アップロード操作まわりで実運用で出会ったつまずきです。

  • 短時間に大量の写真をアップすると、一時的にアップロードが制限されることがあります。まとめて仕込み作業をするときに当たりやすい制限です。数分〜十数分待てば解除されるので、慌てずに時間を置いてください
  • アップロードが終わったら、画像が本文に入ったことを画面で確認してから次へ進む。入ったつもりで本文だけ登録してしまうと、写真なしの記事が公開されます
  • 登録前の確認画面でも、写真の有無をもう一度見る。確認画面は「文言・写真・日時」の最終チェックポイントです

よくある質問——サロンボードの写真まわり

Q. サロンボードのブログ写真のサイズは?

決まったピクセル数を用意する必要はありません。アップロード時にシステム側で横1,024ピクセルを基準に調整されるため、スマホで撮ったままの写真を、送信用に少し縮めるくらいがちょうどいいです。縦長で撮ることのほうが、サイズを合わせることよりずっと大事です。詳しくはサイズと枚数の節にまとめました。

Q. ホットペッパーのブログに写真は添付できますか?

できます。1記事につき4枚までです。ただし写真は「添付」ではなく本文の中に挿入される形なので、カーソルのある位置に入ります。本文を書いたあとに写真を入れると狙わない位置に挿入されるため、先に写真を先頭へ入れてから本文を書くと手戻りがありません。

Q. サロンボードのヘッダー写真とは何ですか?

ヘッダー写真は、ホットペッパーのお店のページを開いたときに一番上に出る、横長の大きな写真のことです。ブログの写真ともスタイル写真とも別枠で、お店そのものの第一印象を決める1枚にあたります。

この記事で扱ってきたブログ写真とは、性格も設定場所も違います。

ヘッダー写真ブログ写真
役割お店全体の看板その日の発信
設定する場所サロンボードの掲載情報(店舗情報)側ブログの投稿画面
更新の頻度年に数回。頻繁には変えない毎日でよい
向き横長縦長が基本

つまり「ブログの写真がうまく出ない」という悩みと、「ヘッダー写真を変えたい」という悩みは、触る画面がそもそも別です。ヘッダー写真を差し替えたいときは、ブログの投稿画面ではなく掲載情報の側を探してください。必要なサイズや枚数は掲載プランによって変わり、その店舗の管理画面に案内が出ます。ネットで見つけた数字より、自分の画面に書いてある数字が正です。

Q. 同じ写真をブログとスタイルの両方に使ってもいいですか?

問題ありません。むしろ自信のある仕上がりは両方に出すのがおすすめです。同じ写真でも、スタイルではカタログとして、ブログでは「どんな悩みにどう応えたか」という読み物として届くので、入り口が2倍になります。使い分けの考え方はブログ写真とスタイル写真の節で詳しく書いています。

まとめ

サロンボードのブログ写真は、「縦長・明るい・仕上がりが主役」の3点を押さえたスマホ写真で十分戦えます。技術面で唯一気をつけたいのが向きの罠で、手元で縦に見えていても掲載面で横倒しになることがあるため、編集アプリで保存し直してから使い、公開後に実表示を確認する。この習慣だけは必ずつけてください。

写真選びから向きの確認、掲載面のチェックまで、毎日やるとなかなかの手間です。この作業ごと手放したい方は、下のご案内もご覧ください。

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今枝友典(合同会社iMedia代表・楽々ブログ運営者)
今枝友典
合同会社iMedia 代表

現役でサロンのホットペッパー運用を代行。ブログ・スタイル投稿の毎日更新を複数サロンで実務として回しながら、その運用ノウハウをもとに「楽々ブログ」を提供しています。

参考

2026年7月時点の画面・実運用にもとづきます。仕様は変更される場合があります。