サロンボード ブログ閲覧数の見方と平均の目安

毎日がんばってブログを書いているのに、読まれているのかどうか分からない。それでは続ける気力が持ちません。逆に、閲覧数という「読まれた証拠」が見えると、ブログ更新は急に手応えのある仕事になります。
この記事では、サロンボードでブログの閲覧数を確認する方法と、数字をどう読むか、そして閲覧数を予約につなげる考え方を、複数のサロン様のブログを毎日投稿している私たちの実運用の視点で解説します。
閲覧数はどこで見られる?
サロンボードでブログの閲覧数を見るには、管理画面の上部メニュー「集計・分析」に入り、左側の「レポート」→「基本情報」と進みます。表示される「HOT PEPPER Beauty レポート」の中に「ブログPV数」という項目があり、これがブログの詳細ページが見られた回数です。画面の上のほうで対象の年月を選べて(「今月」「先月」のボタンもあります)、月ごとの数字を確認できます。
ここで、先に知っておいてほしい大切なことがあります。サロンボードで確認できるのは「その月、お店のブログ全体が何回読まれたか」の合計だけで、記事1本ごとの閲覧数は表示されません。(2026年7月時点。「基本情報」の下にある「サロンレポート」をダウンロードしても、データは月単位までで、記事別には分かれていません。)「この記事は何回読まれたのか」を1本ずつ知りたくても、サロンボードの画面ではそこまで細かくは追えない、というのが実際のところです。記事ごとの手応えをつかむ工夫は、このあとの読み方のところでお伝えします。
まずは月に1回でよいので、この数字を見る習慣をつけてください。ブログ運用の改善は、すべて「数字を見る」ことから始まります。感覚で「読まれていない気がする」と落ち込むのも、「たぶん読まれている」と安心するのも、どちらも運用の役には立ちません。
閲覧数はどう読めばいい?——数字の目安と読み方
閲覧数を見始めた方がまず戸惑うのが、「この数字は多いのか少ないのか」が分からないことです。絶対値だけを見て「少ない」と落ち込む必要はありません。見てほしいのは次の3つの角度です。
読み方1: 「同じ立ち位置のお店の平均」に対する割合の推移を見る
「基本情報」のレポートには、自店の数字と並べて「同ポジション・同エリアのお店の平均」が表示されます。ここで大切なのは、いきなり平均を超えることを目標にしないことです。商圏も掲載エリアもお店の規模も違うので、最初から平均に届かないのはむしろ普通です。
見てほしいのは、「自店が平均のおよそ何割の位置にいるか」、そしてその割合が月を追うごとに上がっているかです。たとえば、先月は平均の6割ほどだった閲覧が、今月は7割まで来ていれば、絶対数ではまだ平均に届いていなくても、周りとの差は確実に縮まっています。更新を続けているお店では、この「平均に対する割合」がゆっくり上がっていくのが、いちばん健全な伸び方です。レポートは月ごとの表示なので、毎月この割合をメモしておき、推移として眺めるのがおすすめです。
読み方2: 自分のお店の「先月との比較」を見る
もうひとつは、他店とではなく過去の自分と比べる見方です。更新頻度を上げた月に閲覧が増えたか。書く内容を変えた月にどうなったか。「自店の先月比」を追うだけで、施策が効いたかどうかが見えてきます。
読み方3: 「どの記事が効いたか」は自分の投稿記録から推測する
先にお伝えしたとおり、サロンボードでは記事別の閲覧数は見られません。そこで、自分でつけておいた投稿の記録と、月ごとのブログPV数を突き合わせて傾向を推測します。次のような簡単な表をつけておくと、「どんな記事を増やした月に、全体の閲覧が伸びたか」が見えてきます。
| 記録する項目 | 見えてくること |
|---|---|
| 投稿日・公開時刻 | 曜日や時間帯による読まれ方の差 |
| 記事のテーマ(メニュー系・お悩み系・季節系など) | どのテーマの月に伸びたか |
| タイトルに入れたキーワード | どんな言葉が閲覧を呼ぶか |
| その月のブログPV数(合計) | 上の3つと重ねて、伸びた月の特徴が分かる |
確認の頻度は、慣れないうちは月1回で十分です。毎日数字を見ると、日ごとの細かい上下に振り回されて疲れてしまいます。月に1回、投稿の記録と数字を突き合わせて「来月はどのテーマを増やすか」を1つ決める。このくらいの軽い付き合い方が長続きします。運用が習慣になってきたら、週1回のふり返りに上げてもよいでしょう。
閲覧数が伸びる記事の共通点は?——実運用で感じている傾向
複数のサロン様のブログを毎日投稿するなかで、読まれやすいと感じる記事には共通点があります。数値で証明された法則ではなく実運用の肌感覚ですが、参考になるはずです。
共通点1: タイトルにメニュー名・悩みの言葉が入っている
「今日のサロンワーク」のような日記型タイトルより、「梅雨の広がり対策に髪質改善トリートメント」のようにメニュー名やお客様の悩み言葉が入ったタイトルのほうが読まれます。お客様は「自分に関係ある記事か」をタイトルだけで判断するからです。なお、タイトルは全角25文字以内という制限があるので、その範囲で要素を絞り込む必要があります。
共通点2: 写真が記事の先頭にある
ブログは写真から目に入ります。仕上がりの写真が最初にある記事は、文章がどれだけ良くても写真がない記事より手に取られやすい、というのが実感です。写真の選び方・向きの注意点は別記事「サロンボードのブログの写真ガイド」で解説しています。
共通点3: 更新が続いているお店の記事である
単発でよい記事を1本書くより、継続して更新しているお店のほうがブログ全体として読まれていきます。記事が増えるほどお客様との接点が増え、「ちゃんと動いているお店」という印象にもつながります。閲覧を伸ばす一番確実な方法は、地味ですが更新を続けることです。
共通点4: 季節・時期に合っている
梅雨のうねり、夏の紫外線、成人式や卒業式。時期の関心事に合わせた記事は、その時期の検索・閲覧を集めやすいです。毎年同じ時期に同じ悩みがめぐってくるので、季節ネタは一度型を作れば毎年使える資産になります。
閲覧数を実験に使うには?——「1つだけ変えて2週間」の試し方
閲覧数が見られるようになったら、数字を「評価」だけでなく「実験」に使えます。やり方は簡単で、変える要素を1つに絞って、2週間ほど続けて比べるだけです。
- 公開時刻の実験: 2週間は朝に、次の2週間は夜に公開して、閲覧の差を見る
- タイトルの実験: 2週間はメニュー名入りのタイトル、次の2週間は悩みの言葉入りのタイトルで比べる
- テーマの実験: カラー記事の週とケア記事の週で読まれ方を比べる
大事なのは一度に1つしか変えないことです。時刻もタイトルもテーマも同時に変えると、何が効いたのか分からなくなります。1回の実験で分かることは小さくても、月に1つずつ「自店の勝ちパターン」が積み上がっていきます。
閲覧数が少なくても落ち込まなくていい理由
最後に、数字との付き合い方の話です。ブログの価値は、閲覧数に表れる部分だけではありません。
- 来店を決める直前の「最終確認」に読まれている。新規のお客様は、予約ボタンを押す前にお店のページを隅々まで見ます。更新されたブログがあること自体が「ちゃんと営業している、感じのよいお店」という安心材料になります。この効果は閲覧数の多寡ではなく「更新が続いているか」で決まります
- 記事は消えずに積み上がる。今週の閲覧が少なくても、記事はページに残り続けます。半年後に「過去の記事も読んで来店しました」というお客様が現れるのがブログの面白さです
- 書くことでお店の言葉が磨かれる。メニューの魅力を毎週文章にしていると、カウンセリングでの説明も自然と上手くなります
数字は改善のヒントとして使い、数字が小さい時期も淡々と続ける。それが結果的に、一番閲覧数を伸ばす運用です。
閲覧数を予約につなげるには?——クーポンと導線の設計
閲覧数はゴールではありません。読まれた記事から予約が生まれて、はじめてブログは集客の仕事をしたことになります。読者を予約に運ぶ設計は次の3点です。
1. 記事の内容に合ったクーポンを紐づける
サロンボードのブログには、掲載中のクーポンを記事に紐づける機能があります。このとき大事なのは、記事の訴求内容とクーポンを一致させることです。髪質改善の記事にはトリートメント系のクーポン、カラー記事にはカラーのクーポン。記事を読んで「やってみたい」と思った瞬間に、その内容のクーポンが目の前にあるのが理想の導線です。
2. 本文の最後に予約への一言を置く
記事の締めに「ご予約はネット予約またはお電話で承っております」といった一言を入れて、読み終わりに次の行動を示します。凝った誘い文句は不要で、毎回同じ定型文でかまいません。
3. ブログからスタイル・クーポンページへの回遊を作る
ブログを入り口に、スタイル写真やクーポン一覧まで見てもらえると、予約の確率は上がります。本文中で「スタイルページにも掲載しています」と触れるだけでも回遊のきっかけになります。
閲覧したことはお店にバレる?——「足跡」機能はあるのか
お客様側からよくいただく疑問に「お店のページやブログを見たことは、お店に伝わるの?」というものがあります。逆にお店側からは「誰が見てくれたか分からないの?」と聞かれることもあります。
結論として、サロンボードの管理画面に「誰が閲覧したか」を表示する機能(SNSでいう足跡のような機能)はありません。お店側のレポート画面で確認できるのは、この記事で紹介してきたとおり月ごとの合計の閲覧数だけです(2026年7月時点の画面実測にもとづきます)。
つまり、お客様がどれだけページやブログを読み込んでも、お店に個人が伝わることはありませんし、お店側も「常連の◯◯様が見てくれた」と知る方法はありません。お店側にできるのは、合計の数字から「どのテーマが読まれているか」を推し測って、次の記事に活かすことだけです。だからこそ、誰が読んでも役に立つ記事を積み重ねることが大切になります。
よくある質問——閲覧数まわりのQ&A
Q. ホットペッパービューティーのブログの平均閲覧数は?
「何回あれば普通」という全国共通の数字はありません。エリア・掲載プラン・店舗数で条件が違いすぎるためです。ただしサロンボードのレポートには同じ立ち位置のお店の平均が並べて表示されるので、そこと自店を比べれば自分の位置が分かります。見るべきは絶対数ではなく「同エリア平均に対する自店の割合が、先月より上がったか」です。詳しくは数字の読み方の節にまとめました。
Q. ブログを誰が見たかわかりますか?足跡は残りますか?
お店側から「誰が見たか」は分かりません。閲覧数という数だけが見えます。逆に、お客様側が見たことがお店に通知される仕組みもありません。安心してご覧いただいて大丈夫です。この点は足跡の節で詳しく書いています。
Q. 閲覧数はどこで確認できますか?
サロンボードにログインして「集計・分析」→「レポート」→「基本情報」と進むと、ブログPV数が表示されます。記事ごとの内訳は出ず、月の合計だけが分かる仕様です。画面の場所は最初の節で手順を追って説明しています。
Q. PV数とは何のことですか?
ページが開かれた回数のことです。1人が3回開けば3回と数えますので、「何人が見たか」ではありません。少人数が繰り返し見ても数字は伸びるため、単月の大小より推移で見るほうが実態に近くなります。
まとめ
閲覧数は、ブログ運用の通信簿ではなく羅針盤です。多い少ないで一喜一憂するのではなく、「先月の自分と比べてどうか」「どのテーマが読まれたか」を見て、次に書く記事へ反映する。このサイクルが回り始めると、ブログは書くほど賢くなる集客装置になります。
そして、数字を伸ばす一番の土台は更新を続けることです。継続の仕組みづくりは別記事「サロンボード ブログの予約投稿のやり方」も参考にしてください。
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なお、閲覧数は伸びているのに予約が増えないときは、ブログではなく掲載内容そのものに原因があることが多いです。その場合はホットペッパーで集客できないときに見直す5つの原因を先に確認してください。
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参考
2026年7月時点の実運用にもとづきます。仕様は変更される場合があります。